二十年近く捧げてきた「母親」という役割が、砂のように零れ落ちる空虚。それを埋めてくれたのは、自立したはずの息子・春斗の熱い腕でした。引っ越しの不注意で息子のブリーフを借りたあの日、理性のタガは外れ、私は自分の下着を履く母を「女」として見つめる息子の独占欲に飲み込まれていきます 。夫に十数年も顧みられなかった私の身体は、息子の若々しい熱に貫かれ、一人の「雌」として再生してしまったのです。
総字数 約8,500字(読了時間 約17分)
〈本文より抜粋〉
―息子の匂いに理性を奪われる瞬間―
「それ……俺の予備だから。洗ってあるけど、それで良ければ……」 。受け取った布地からは、微かに洗剤の香りと、それ以上に――彼という個体から発せられる、若々しい雄の匂いが漂ってきました 。自分の体に、息子の下着を通す。理性が「いけないことだ」と警鐘を鳴らし続けています。けれど、彼のモノが収まるはずの膨らみが、私の柔らかな秘部を包み込んだとき……抗いようのない高揚感が全身を駆け巡りました。
〇
―息子の剛直に貫かれる深奥―
春斗の短く、獣のような囁きと共に、ズボッという粘膜同士が激しく擦れる音を立てて、彼の剛直が私の中へと深く沈み込みました 。太く、硬い楔が、私の狭い回廊を強引に押し広げ、これまで夫さえも辿り着けなかった深奥の壁を一気に突き刺します 。彼は本能のままに突き上げ、部屋には「ぐちゅり、ぐちゅり」という粘膜同士が激しく擦れ合う、淫らで濃厚な水音が響き渡ります 。
〇
―終わらない背徳の逃避行―
一度、女としてのむき出しの悦びを思い出してしまった私の身体は、春斗の若々しい熱に導かれるまま、その晩、何度も何度も彼を求め、抱き合いました。翌日も、私は息子の新居から離れることができませんでした。掃除や片付けを名目に滞在を延ばし、けれど実際には、日が落ちればどちらからともなく求め合い、ベッドの上で絡み合う。それは母親としての責務を完全に忘却した、淫らな逃避行でした 。
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